前々回からの「奥にある本当の感情に気づく」というお話しの続きです。
大抵の場合、もの凄く怒っていても、その奥には悲しみがあるんですよね。
「分かってほしい。でも分かってもらえない」
という悲しみともどかしさ。
これを怒りで表現するってこと、凄く多いんです。怒りと悲しみって、対というか、セットなんです。
で、相手に伝える時に
「なんで、こうなのよっ！！」
「なんで、わかってくれないのよっ！！」
って、怒りの感情とともにぶちまける。
すると、怒りのエネルギーが相手に伝わって、こだまのように、相手からも怒りのエネルギーが出てくる。そして、大喧嘩に発展していく・・・
感情のエネルギーって、凄いんですよ。
パワフルだから、相手もそれにフックされるんです。釣られちゃうんです。
で、浴びたエネルギー量と同等のものを出そうとしてします。
感情にも作用反作用の法則みたいなものが働くんですね。
だから、相手に気持ちを伝える時には怒りのエネルギーではなく
「私はこのように感じていて、これを分かってほしいんだ。分かってもらえなくて悲しいんだ」
というように、自分の奥にある本当の感情を、冷静に伝えられるか？が大きなポイントなんです。
・・・って言ってますが。
これが、実は難しい。
頭でわかっていても、人間だもの。
かの相田みつを先生の言葉がよぎりますね。
結局、表面上の感情をぶつけるか、あるいは、
危険を察知して伝えるのをあきらめるか。
いわゆる「仮面夫婦」は、危険を察知して、相手と泥沼な感じにならないようにって選択した、ある種の防衛手段だと思うんですよね。
ちょっと長くなりましたが、「じゃあ、どうすればいいの？」
っていうことを、具体的に、セッションやセミナー等で私達がサポートしていきたいと思うんです。
感情的知性、と上記に書きましたが、まずは知識からなんです。
これ、そんなに難しいことではないので、安心してください。
ただ、知っているか知らないかで人生が大きく変わります。
それは私達が体験を通じて実感している事です。
そして、セッションの中でご自身の心の内側をじっくり見つめ、「本当は、どうしたいのか、何を感じていたのか」を掴んでください。
ご自身の奥にある心の叫びを、まずはあなた自身がしっかり聞いてあげてください。
私達が、サポートします。
きっと、そこから解決策が見えてきますよ。
（好記）
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